2017/11/29
今回は、先日、当院サイトへの掲載にOKを頂いたD.K.様(女性、動的治療終了時20代)の感想です。
D.K.様の矯正の動的治療を終えたのは、H29.6.22.でした。
(D.K.様には許可を頂きましたので、矯正治療前後のお口の写真も掲載します。)
私は矯正治療を行う前までは、歯並びをずっと気にしながら生きていました。
食べる時も、話しているときも、なにもしていないときも、気にしていたのは「人の視線」でした。
人に自分の口元を見られたくなくて、自然とうつむきがちになり、話すときはいつも口に手を当てて隠す。
いつも口元を気にしながら過ごすのがとても辛くて悲しかったです。
大学生になってからは、就職活動での自分を意識し始めました。
口に手を当てて面接官と話すことは絶対にできないし、そのクセを直そうとしてもきっと直すことはできない。
そこで決意したのが「矯正治療」でした。
約2年間の矯正治療は大変でしたが、装置を外した今、治療を受けて本当によかったと思っています。
鏡できれいに揃った自分の歯を見たときの感動は、きっと、ずっと忘れないと思います。
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D.K.様、”矯正歯科治療を終えて”の感想をご記載いただき、誠にありがとうございました。
スタッフ一同、深く感謝しています。
D.K.様には、骨格的な出っ歯傾向が認められなかったのですが、上顎前歯が著しく突出しており、これに伴い咬み合わせが深くなっており、また、下顎歯列においても激しい乱杭歯を呈していました。
いつもこのブログでも述べさせていますが、成人矯正歯科治療おいて簡単な症例というのはあまりお目にかかりません。
今回も多くの難しい課題が認められましたが、これらの課題に対して、一つ一つ丁寧に治療を進めていきました。
これもこのブログで述べさせて頂いている事ですが、当院としては、患者様にとって大事な大事な永久歯ですので、当然、可能な限り永久歯の非抜歯治療を行っているのですが、無理して非抜歯治療を行ってしまうと、出っ歯傾向になり、術後の安定性が悪くなり、見た目的にはもちろん、口を閉じ辛くなることによる口呼吸を誘発し、歯肉が乾燥しやすくなるため、将来的には歯周病になりやすく、全身的にも乾燥肌になりやすいなど、良いことがほとんどありません。
ですから、最終的に、この上顎の前突感と下顎の乱杭歯を改善するため、また、これ以上、上下の前歯を前突させないために、上下左右の小臼歯を一本ずつ抜歯しました。
ですが、矯正用インプラントを使用する事もなく、すごく綺麗な歯列としっかりとした咬みあわせになり、同時に口元もすっきりした感じになり、とても良かったと思っています。
今回も、矯正治療を成功に導けたのは、D.K.様がキャンセルなく、真面目に矯正治療に向き合って下さった面も大きいと思います。
あらためて、感謝しています。
“鏡できれいに揃った自分の歯を見たときの感動は、きっと、ずっと忘れないと思います。”
とのメッセージを頂きましたが、矯正歯科治療で得たすてきなスマイルで、これからの人生が、ますます充実したものになる事を願うばかりです。
今後は、保定治療が残っていますが、気を緩めずに頑張ってくださいね!
同時に、これからもD.K.様のお口の健康をしかっりサポートできたらと思っています。
今後とも “フーガ2矯正&ブライト歯科” をよろしくお願い致します。
“矯正歯科治療を終えて”の感想、誠にありがとうございました。