目立たない矯正装置
透明なマウスピース型矯正装置(アソアライナー)
矯正装置のワイヤーやブレースが気になり、矯正治療を諦めている方はいませんか?安心してください。目立たない矯正装置を使えば、気づかれずに矯正治療が行えます。
当院は確かな装置を使い確実な治療を行っていきたいと考えています。そのため、ワイヤーやブレースを使用しない透明タイプの矯正装置(マウスピース型カスタムメイド矯正装置)は、確実性の高いマウスピース型カスタムメイド矯正装置(旧クリアアライナー・現アソアライナー)だけを使用しています。
取り扱いが一種類だけと少なく感じますが、それゆえ装置の特長や特性を熟知しています。精通した技術力で効率よく歯を調整しながら、一人ひとりの患者様に合ったより精度の高い矯正治療を行っています。
アライナーは透明ですので、装置を付けているのがほとんど分かりません。
すべての症例で使用できるわけではありませんが、積極的に応用しつつあります(当院はマウスピース型カスタムメイド矯正装置(アソアライナー)が認定する矯正の歯科医院です)。
【マウスピース型カスタムメイド矯正装置(アソアライナー)装着時】
【実際の装置】
マウスピース型カスタムメイド矯正装置(アソアライナー)の治療の注意
●食事中は取り外してください。
●食事中以外、睡眠時間も含め1日17時間以上装着してください。
●透明で薄い装置ですので、紛失、変形等に充分ご注意ください。
●矯正装置として良い結果を出すために正しく取り扱いましょう。
マウスピース型カスタムメイド矯正装置(アソアライナー)と似たマウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン)による治療法もありますが、当院はマウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン)に関してのお取り扱いは限定的です。まだ輸入製品として厚生労働省の認可を取得できていないのが理由です。認可が取れれば、こちらもすばらしい装置ですので、将来的には積極的に取り入れていきたいと考えています。
※カスタムメイド矯正装置完成物は完成物薬機法対象外(薬機法未承認)の矯正歯科装置(医薬品)であり、承認医薬品を対象とする医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
3D口腔内スキャナーによる診断治療
iTero Element 2
お口の中を光学スキャンすることにより、歯並びや噛み合わせの情報を取得して、コンピューター上に3Dで再現することができます。
従来の型取り用シリコンを使用しないため、患者様の嘔吐反射や不快感が軽減できます。
また、限定的ではありますが、インビザラインを含むマウスピース型矯正装置の製作にも応用しています。
目立たないワイヤー矯正(ホワイトワイヤー)
ワイヤーが目立つのが気になる場合は、マルチブラケットに使用するワイヤーを白くする事が可能です。
※2,200円/1本(税込)、全ての症例に適応できる訳ではありません。
当院が舌側(裏側)矯正を行っていない理由とは?
大変申し訳ございませんが、当院は舌側(裏側)矯正を行っていません。
この装置は歯の裏側に装置を装着するため取り付けや扱いが難しく、また、強い力を歯にかける傾向にあり、強い痛みが伴いやすいのです。また舌に装置が当たったり、歯が磨きにくかったりと、装置が見えにくいこと以外に患者様にメリットが少ないと考えています。もちろん矯正装置が目立たないこと自体は大きなメリットですが、矯正装置は一生着けているものではなく、いずれ外す事になります。これらの理由から当院は舌側矯正装置を扱っていませんので、ご理解頂ければ幸いです。
矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について
- 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間~1、2 週間で慣れることが多いです。
- 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
- 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
- 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。虫歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けることが重要です。
また、歯が動くと隠れていた虫歯が見えるようになることもあります。 - 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきが痩せて下がることがあります。
- ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
- ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
- 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
- 治療中に「顎関節で音が鳴る、顎が痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
- 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
- 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行う可能性があります。
- 矯正装置を誤飲する可能性があります。
- 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
- 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
- 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)や虫歯の治療(修復物)などをやり直す可能性があります。
- 顎の成長発育により咬み合わせや歯並びが変化する可能性があります。
- 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。
加齢や歯周病等により歯を支えている骨が痩せると咬み合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。 - 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。